母に誘われて、
青森県の弘前市に行ってきました。
旅の目的は、
岩木山のふもとにある森のイスキアへ行って
佐藤初女さんにお会いすることでした。
以前テレビの特集で拝見して、
すてきな方だな~と思っていました。
傷ついた人たちを迎え入れて、一緒に食卓を囲む。
たくさんの人が癒された、帰りに持たせてくれるおむすび。
ぜひお会いしてそのおむすびをいただきたいと、青森へ。
母の友人が宿泊予約して3年半。
みなさん待ちに待った今回の旅。
わたしなんか、声をかけてもらえて幸運でした。
三角屋根で可愛らしい
森のイスキア。
少ーし肌寒さはありましたが、
空気が透き通っているかんじで、
とても気持ちのいい場所でした。
わたしたちが到着したのは1時過ぎ。
その時間帯にはすでに
初女さんは静かに夕飯の支度をされていました。
ゆっくり丁寧に野菜と向き合ってる姿。
包丁でついつい、ささっと切ってしまうシーンでも
初女さんはやさしく手でちぎっている。
食材やお料理することへの愛情が
じんわり伝わってきました。
やわらかくてあたたかい空気が
ずーっと漂っていました。
途中話の流れで、
母たちが石狩鍋を作るという珍事件がありましたが、
いい思い出になりました。
後で聞くと、台所は聖地らしくて、
スタッフ以外は入れないとか。。
いい思い出どころではなく、
大変貴重な体験となってしまいました。ひ~。
そして楽しみにしていたおむすび。
お米の一粒一粒がしっかり感じられて
本当に美味しかった。
空気と一緒に優しくにぎられてる感じ。
塩加減も海苔のしっとり感も絶妙でした。
うん。しあわせな気持ちになりましたね。
湿度なども気にされて、
作る時は部屋にこもられて
一心に握られるとのこと。
大変なご高齢なのに、
本当に頭が下がります。
手から伝わる愛情。
食の大切さ。
改めて感じ入りました。
すてきな方々にも出会えました。
宿泊者全員で食卓を囲む時間。
一緒に眺めた満天の星空。朝日。
協力しあったり、助け合ったり、励ましたり。
そんなシーンが多くみられました。
ちょっと照れくさく感じていたことも
形にしていくことは大事だなと思いました。
今回の旅行、参加できてよかったです。
そして
初女さんをイメージして作った白い鼻水くま。
しばし眺めたあと、
「おうちにかえりまーす」といって
袋に戻す姿が可愛かったです♡
愛嬌も大事^^
9月は旅が続きました。
先週は倉敷へ行ってきました。
前後しますが、その様子はまた後ほど
報告させてくださーい。
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