2016年3月25日金曜日

春の日に



3月のある晴れた少し肌寒い日に
大切なお義母さんが
家族に見守られて旅立ちました。
母らしい大事にするものが詰まった最後でした。
家族皆で涙が枯れるほど泣きました。




家族を大事にする人でした。
よく気のまわる人でした。
相手の喜ぶことをさりげなくできる人でした。
楽しいことをみつけるのが上手な人でした。
人の良いところを見てあげられる人でした。
人の懐に入るのが上手な人でした。
自然体で等身大の人でした。
切り替えのとても上手な人でした。
いつも食事の心配をしてくれるあたたかい人でした。
まんまる笑顔が印象的な人でした。
悪口、陰口を言わない人でした。
弱音を吐かず前向きな人でした。
がまん強いひとでした。




あーしたい、こうしたいと自己主張せず
さりげなく会話に自分の気持ちを乗せて話す人でした。
いつの間にか主人と一緒に
母の好きなものや苦手なことを
探りあてるのが楽しい作業となっていました。
いじらしいけれど、自分の生き方を貫いた強い人。



5年ほどのお付き合いでしたが
あまりにも大きな存在となっていて
今はただただ寂しい気持ちでいっぱいです。
思い出が鮮明すぎて涙がとまりません。
こんなに切ない思いをさせるなんて・・お義母さんずるいですよ。




いつか胸をはって逢えるように
一歩でも近づけるように
生きてゆきますね。
どうか見守っていてくださいね。
お義母さんに出逢えて本当によかったです。
どうか安らかにゆっくり休んでくださいね。
今まで本当にありがとうございました。

















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